2023.06.13

「Repro」iOS SafariでのWebプッシュ通知の配信に対応

海外事例からWebプッシュ通知の優位性が明白に

Webとアプリの収益最大化を支援するRepro株式会社(以下、当社)が提供するCE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro」がiOS Safari へのWebプッシュ通知配信に対応したことをお知らせいたします。これにより、日本国内では約7割のシェアを持つiOSユーザーにWebサイト訪問時以外にも、プッシュ通知が配信できるようになりました。Webプッシュ通知の活用が先行している海外の事例から当社でまとめたメールと比較した際のWebプッシュ通知のマーケティング効果をあわせて発表いたします。

Repro_webpush-notification_supported-iOS

Webプッシュ通知はユーザーがWebサイトを訪問していないときにもPCやスマホにアプリのプッシュ通知と同様の通知を送ることができる機能です。

日本では、これまでWebプッシュ通知の配信がサポートされていなかったiOSユーザーが約7割を占めていることから、Webプッシュ通知を積極的に活用している企業がまだ多くないとの現状があります。
この度、iOS16.4以降へのWebプッシュ通知の配信が可能になり配信対象者が大きく広がったことや下記に示す、Webプッシュ通知の活用が先行している海外のデータを鑑みても、今後国内の事業者もWebプッシュ通知活用の必要性が高まることが考えられます。

■Webプッシュ通知の優位性

既にWebプッシュ通知が普及している海外の事例から、Webプッシュ通知は事業者にとってメールよりも効果的なマーケティングチャネルであることがわかります。

次の図は1,000,000人のユーザーを持つECサイトで再訪促進施策としてメールを配信した場合とWebプッシュ通知を配信した場合のマーケティング効果の差を表したものです。*¹

メールと比較した際のwebpush通知のマーケティング効果メールを配信した場合よりもWebプッシュ通知を配信した場合の方が約5倍多くのコンバージョン数を創出しています。

許諾率

Webプッシュ通知はユーザーから通知の配信許可さえ取得できれば、メールアドレスや氏名などのパーソナルな情報を要求する必要がありません。
こうした要因もあり、メールの購読率が3.2%であるのに対し、Webプッシュ通知の許諾率が7.5%であることから、Webプッシュ通知はメールと比較すると2倍以上のユーザーに通知を送ることができます。

サイト流入数

メール経由でのサイト流入者数が715人であるのに対し、Webプッシュ通知経由での流入者数は4,910人となっており、Webプッシュ通知はメールと比べ約7倍のユーザーの再訪促進に貢献しているといえます。
Webプッシュ通知の場合、ユーザーは2ステップ(通知受信→通知のタップ/クリック)で直接サイトに訪問することができます。
一方でメールの場合は、ユーザーがサイトに訪問するまでに3ステップ(通知受信→メール開封→メール内リンクのタップ/クリック)を要します。
この1ステップの差が再訪促進の成果に大きく貢献していることが考えられます。

コンバージョン数

3つのステップを通過しメール経由でサイトに流入したユーザーの購買意欲は高く、コンバージョン率に注目をするとWebプッシュ通知よりもメールの方が一般的に優位になるそうです。
しかし、コンバージョン数を見ると、許諾率が高くより多くのユーザーに通知の配信が可能であり、サイトへの訪問をクイックに促すことができるWebプッシュ通知の方が大きく、最終的に約5倍多くのコンバージョンを促進したことになります。

 

以上から、海外ではWebプッシュ通知はメールに比べて高い成果を創出するマーケティングチャネルであると言われています。

■「Repro」のWebプッシュ通知機能について

「Repro」のWebプッシュ通知機能は次のような特長があります。

1. パーソナライズしたメッセージの配信

「Repro」はアプリのプッシュ通知同様、ユーザーの属性やサイト内での行動に合わせてWebプッシュ通知が配信可能です。
対象者を絞った上でセール情報やキャンペーン情報、値下げ情報を配信したり、ポイント失効前の通知、未決済の商品が一定の時間以上カートに残ったままになっているユーザーにだけリマインドするなど、こうした多用なコミュニケーションを適切なタイミングで配信することができます。
そのほか、ユーザーがよく閲覧している記事の傾向に合わせて新着記事をお知らせするなど、幅広い施策でWebプッシュ通知を活用することができます。

2. クロスチャネルマーケティングへの活用

Webプッシュ通知機能と「Repro」の他機能をあわせて活用することも可能です。
Webプッシュ通知経由でサイトへの再訪がないユーザーにメールを配信したり、Webプッシュ通知でアプリや店舗へ送客をするなど、他のチャネルを活かすための施策なども実施することができます。

3. 安定性の高い配信基盤

「Repro」では1分間あたり最大約200万通のWebプッシュ通知を同時配信することができます。
一度に大量のユーザーを対象に配信してもタイムラグなく、素早く短時間で配信を完了させることができます。

機能名   :Webプッシュ通知機能
提供形式  :オプション
お問い合わせ:
「Repro」導入企業様|貴社営業担当者もしくは担当カスタマーサクセスまでお問い合わせください
「Repro」導入をご検討されている企業様|その他のお問い合わせ: pr@repro.io  

 

Webプッシュ通知はプライバシー保護の観点で規制対象となっているサードパーティーCookieに依存しない再訪促進施策のひとつとしても有用なマーケティングチャネルです。
当社は今後国内での活用が進んでいくことが予想されるWebプッシュ通知に関する調査を引き続き行い、ご支援に活かしてまいります。

※1:当図の結果は以下の海外における複数の調査結果をまとめてReproが作成したものです。調査対象のOSはAndroidに限ります
source:

Reproについて

Reproは企業と顧客のつながりや関係性を強化するエンゲージメントマーケティングが実行可能なCE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro」を提供しています。企業が保有するあらゆるデータを活用し顧客一人ひとりに最適なタイミング、内容、チャネルでのコミュニケーションを可能とします。
企業からの不要なコミュニケーションをなくし世の中がより顧客視点のモノやサービスで溢れ、顧客一人ひとりが快適な生活を送ることのできる未来づくりに貢献してまいります。

本プレスリリースに関するお問い合せ先

Repro株式会社(リプロカブシキガイシャ)
tel  :070-1004-9793 
mail:pr@repro.io
広報PR担当:平川  

 

PAGE TOP