2024.08.27

【店舗アプリ利用実態調査第三弾】飲食系アプリはクーポンやポイント、注文・予約のスムーズさが利用の決め手に

~Reproが「店舗アプリについての利用実態調査 2024 飲食編」を公開~

マーケティングソリューションの提供によりWebとアプリの収益最大化を支援するRepro株式会社(以下、当社)はこのたび、店舗アプリのインストール前後の利用状況に関するユーザー調査を実施いたしました。スーパー・コンビニ・ドラッグストア編、アパレル編に続き、今回は第三弾として飲食編の調査結果を公開いたします。

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■ 調査とレポートについて

このたび当社は店舗アプリ(店舗の会員・予約アプリ)を利用したことがある1,030名を対象に、「店舗アプリについての利用実態調査」を実施しました。
今回公開する結果は利用実態調査のうち「飲食編」として、飲食店・デリバリー系の店舗アプリを使用したことのある695名の回答結果を抽出し、ユーザーが普段どのようにアプリを活用し、アプリにどのような価値を感じているのかを明らかにしています。

本プレスリリースでは、この「飲食編」の調査結果のサマリをご紹介いたします。調査結果の詳細については、下記レポートからご覧いただけます。
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▼店舗アプリについての利用実態調査 アパレル編
https://repro.io/books/app_research_restaurant/
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■ 調査結果サマリー

【1】飲食店・デリバリー系店舗アプリを知ったきっかけは、「店内の掲示」が最も多い
【2】飲食店・デリバリー系の店舗アプリを利用する目的は、「クーポンを取得するため」「ポイントを貯めるため」「購入/注文/予約をスムーズに行うため」が多い
【3】飲食店・デリバリー系の店舗アプリインストール後、「来店や購入頻度が増えた」と回答した人は36.3%
【4】店舗アプリをアンインストールしたことがあると回答した人は68.4%

■ 調査結果(一部抜粋)

【1】飲食店・デリバリー系の店舗アプリを知ったきっかけは、「店内の掲示」が最も多い

飲食店・デリバリー系の店舗アプリを知ったきっかけは、「店内の掲示」と回答した人が最も多く37.1%。
また、「店員からの案内(21.7%)」「SNS(18.4%)」「テレビCM(18.3%)」で続きました。
他業種のアプリと比較すると、「SNS」や「テレビCM」の割合が高くなっています。これは最近、SNS上やテレビCMでデリバリーアプリを目にする機会が増えているためだと考えられます。

■飲食店・デリバリー系の店舗アプリを知ったきっかけ(複数回答)

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■【業種別】「SNS」の回答割合

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■【業種別】「テレビCM」の回答割合

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【2】飲食店・デリバリー系の店舗アプリを利用する目的は、「クーポンを取得するため」「ポイントを貯めるため」「購入/注文/予約をスムーズに行うため」が多い

飲食店・デリバリー系の店舗アプリのインストール後、どのような目的で利用するかを尋ねると、「クーポンを取得するため(65.5%)」「ポイントを貯めるため(58.3%)」「購入/注文/予約をスムーズに行うため(49.5%)」が上位に挙がりました。
アプリの継続利用を促すためには、クーポンやポイントといった特典の発信や、アプリ上でいかに予約・注文がスムーズに行えるかが重要といえそうです。

■店舗アプリを利用する目的(複数回答)

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【3】飲食店・デリバリー系の店舗アプリインストール後、「来店や購入頻度が増えた」と回答した人は36.3%

飲食店・デリバリー系の店舗アプリをインストールする前後で行動の変化があったかどうかを尋ねると、「特に変わったことはない」という回答が49.5%と最多でした。
一方で、「その企業の店舗に来店したり、商品を購入したりする頻度が増えた」が36.3%と、アプリをきっかけにポジティブな行動に繋がっていることがわかります。

■飲食店・デリバリー系の店舗アプリの利用前後の行動の変化

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「その企業の店舗に来店したり、商品を購入したりする頻度が増えた」と回答した252名に対してその理由を尋ねると、「お得なクーポンが定期的に発行されているから(69.8%)」「ポイントを貯めやすい・使いやすいから(58.7%)」という回答が上位に挙がりました。

■来店・購入頻度が増えた理由(複数回答)

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【4】店舗アプリをアンインストールしたことがあると回答した人は68.4%

広告費をかけたり店舗でのオペレーションを徹底したりしてインストール数を増やしても、その後アンインストールされてしまっては企業に利益をもたらすことはありません。アンインストールの原因を突き止め、ユーザーを繋ぎ止める施策を実施する必要があります。
飲食店・デリバリー系の店舗アプリに限らず、これまでアプリをアンインストールしたことがあるかを尋ねると、68.4%のユーザーが「ある」と回答しました。

■店舗アプリをアンインストールした経験
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アンインストールの理由を尋ねると、「店舗を使う機会が減った」が66.1%と最多。来店頻度はアプリのみで解決できる課題ではないものの、アプリで来店を促すような施策を実施することは有効といえそうです。
そのほか、「初回インストールの特典を使い終わった(27.4%)」「ポイントやクーポンが魅力的でなかった(25.9%)」という特典に関する理由や、「アプリが不便だった(22.7%)」「プッシュ通知の頻度が多かった(16.4%)」といったユーザー体験に関する理由が続いています。

メリットを感じてアプリをインストールしたとしても、アプリの利便性や体験が良くない場合はアンインストールに繋がってしまうことがわかります。

■店舗アプリをアンインストールした理由(複数回答)
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■まとめ

今回の調査結果から、飲食店・デリバリー系の店舗アプリを継続的に利用してもらうためには、定期的なクーポン・ポイントの発行や、予約・注文のスムーズさが重要だとわかりました。また、飲食店・デリバリー系の店舗アプリインストール後、約3割の人が「来店頻度や購入頻度が高まった」と回答していることから、企業側がアプリを上手く活用できれば、さらなる売上拡大を見込めると考えられます。

ユーザーのアプリ利用頻度を高め、売り上げへと繋げるためには、ユーザーにアプリの価値を伝え続ける必要があります。しかし、どんなにメリットがあっても、アプリが魅力的でなくなったり不便だったりするとアンインストールに至ってしまいます。アプリから来店・購入へと繋げて良いサイクルを作るためには、プッシュ通知やメッセージ配信など、アプリを通じたコミュニケーション設計がカギとなるでしょう。

■調査概要

調査名   :店舗アプリについての利用実態調査
調査期間  :2024年1月26日~1月28日
調査方法  :インターネットアンケート調査
調査対象  :店舗アプリを利用したことのある16~69歳の男女
有効回答者数:1,030名(男性=345名/女性=685名)
※本レポートでは飲食・デリバリーアプリを利用したことがある695名(男性=233名/女性=462名)の回答を集計

 

Reproについて

"テクノロジーの力"と"人の力"を掛け合わせ、人とサービスの間に存在する課題を解決するマーケティングソリューションカンパニーです。
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広報PR担当:平川  

 

 

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